手相で幸せ探し

女性は占いがお好き?

女性って、占いが好きなイメージがありませんか?
もちろん、女性の中でも全く占いに興味がないという方もいれば、
男性でも占いが大好きという方もいらっしゃるでしょう。
最近は、女性向けの雑誌だけではなく
男性向けの雑誌でも占いのコーナーがあったりしますので、
一概にはいえないのかもしれません。

 

しかし、占い師さんの待合室で居合わせるのは、
圧倒的に女性が多い気がします。
特に最近は、手相占い芸人の島田秀平さんの影響などもあり、
女性の間でも手相占いが人気になっているみたいですね。
(男性の場合は、手相が観れると合コンで女性にモテるという
よこしまな気持ちで手相に興味を持つ方も増えているようですけど…笑)

 

手相は、単なるインスピレーションだけではなく、
その人の体質なども含めて総合的にその人の未来を判断してくれるので、
非常に理に叶っています。
歴史や科学に裏づけされた正統法の占い…という点が、
最近の手相ブームの元になっているのではないでしょうか。

 

女性の場合、結婚、出産、自分や夫の両親の介護…と、
男性以上に人生の転機が多いもの。
どういう判断をしたら良いのか、
男性よりも迷う機会が多いのかもしれません。

 

悩んだ時って、身近な人に相談するよりも、
自分の事情を全く知らない第三者に相談したほうが
冷静な判断ができる場合が多いですよね。
手相占い師は、そういう時の相談相手として適任なのかもしれません。

女性が手相占いに惹かれる理由とは?

男性に比べて、なにかとライフイベントが多い女性。
判断の答えを手相占いに求める方も多いようです。

 

手相占いの魅力は、
「これがあなたの運命だから」と、
その人の限界を決めてしまうことがないことだと筆者は思います。

 

もちろん、持ってうまれた手相というものもありますが、
手相は日々、変化していきます。
自分の努力や行動力で手相を変えていくことができるのです。

 

手相占いの流派にもよりますが、一般的には、
利き手にはその人が後天的に得たものが、
反対側の手には先天的に授かったものが現れると言われています。
ですから、両手の手相を見比べることによって、
その人の運命ばかりではなく「生きざま」が観て取れるというわけです。

 

男性に助けてもらうばかりではなく、
「自分の力で運命を切り拓いていきたい」
という思いが強い現代女性にとっては、
勇気をくれる占いなのではないでしょうか。

占いに依存している女性

数千年もの歴史を経て、今尚語り継がれている手相占い。
時代が変わってもここまで支持されているということ自体が、
手相占いが単なるインチキなどではないことの
ひとつの証明になるのではないでしょうか。

 

確かに、手相占いはよく当たります。

 

行動力がなく、何事も消極的になってしまう自分。
わがままで、つい相手を束縛してしまう自分。
でも、誰より頑張り屋で、人に弱みを見せられずに苦しむ自分…。

 

手相占いは、そんな自分を丸ごと受け入れて
肯定してくれているような気さえしてくるから不思議です。

 

実はこれも、女性が手相占いにハマる一つの要因。
もともと男性の世界と言われていたビジネスの世界に
女性が進出するようになり、女性の権力が強くなった反面、
まだまだ不利な部分も多いのが現状。
身体のスタイルや、能力、人柄…
女性だというだけで、男性社員よりも厳しくチェックされているような
感覚を覚えたことはないでしょうか?

 

弱みを見せちゃいけない、なんて、無理をしている部分はありませんか?

 

手相占いには、会社や家庭では誰も分かってくれない
本当の自分を見抜いてくれるという奇妙な満足感があるんです。
だからこそ、まるで依存しているかのように
毎週毎週、占い師のところへ通う女性も出てくるわけです。

 

考えてみれば、占い師とクライアントの関係って奇妙ですよね。
赤の他人に、なぜ赤裸々に悩み事を語れるのか?
誰にも相談できなかったことを、なぜ他人に語れるのか?
なぜ、誰の前でも泣けなかった自分が、
占い師の前では号泣してしまったりするのでしょうか…。

 

それは、それだけ、
現代女性が精神的に孤独であるということなのかもしれません。