手相で幸せ探し

知能線と生命線の重なり

仕事でも恋愛でも、自分から積極的に人との関わりを持とうとする人もいれば、
相手から声をかけてもらうのを待っている受動的なタイプの人もいますよね。
どちらも一長一短ありますが、
いろんなタイプの人が混在しているからこそ世の中は面白いのでしょう。

 

例えば、人見知りをする人は初対面の人に声をかけるのが苦手ですよね。
でも、深く付き合えば付き合うほどユニークな一面が見えてきたりして、
そのギャップが魅力になっていたりします。

 

逆に、社交的で全く人見知りをしないという人は、
初対面から誰とでも打ち解けられるという長所がありながらも、
特定の人と深い付き合いになるのは苦手だったりします。

 

人間は、表から見える印象だけでは分からない表情が
非常に多い生き物なんですよね。
「私は人見知りだから…」なんて卑屈になっている人に限って、
カラオケに行くと大はしゃぎ…なんてこともよくあることです(笑)。

 

ちなみに、人見知りな人に表れる手相の特徴として、
図Aのように「生命線と知能線の始まりが大きく重なっている」
という点が挙げられます。
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このような手相の持ち主は、内向的でシャイな人。
好きな人ができても、自分から告白するなんてとんでもない!…というタイプです。
そのため、片思いで終わってしまう恋も多いのですが、
本人に言われば「振られて傷つくくらいなら、
遠くからこっそり想っていたい」のだとか。

 

しかし、それではいつまでたっても幸せはつかめません。
本当に欲しいものは、人目を気にせず勝ち取りに行く!
…たまにはそのくらいの積極性も必要ですよ(笑)。

感情線に支線はある?

手相鑑定において、その人の性格を見る際に注目されるのが「感情線」です。
どんな風に感情を表す人なのか、
物事をどんな風に感じ、どう受け止める人なのか…。

 

もちろん、積極的な人なのか、それとも人見知りで控え目なタイプの人なのか、
ということも手相にはしっかり表れています。

 

例えば、図Bのように感情線に下向きの支線が多いタイプ。
このような手相をお持ちの方は、内気で神経質な面があり、
人見知りをするほうでしょう。

 

恋愛はもちろん、人づき合い全体においても
自分から相手に関わっていくということが苦手なタイプです。
好きな人ができても積極的にアプローチすることはほぼありませんので、
チャンスをつかむのが難しいようです。

 

しかし、この手相の持ち主は、非常に優しく思いやりのあるタイプが多いもの。
一緒にいると、心が穏やかに休まる人です。
付き合いが長くなればそういう面がよく見えてくると思いますので、
友達付き合いから恋愛に発展する可能性も高いようです。

セックスアピールが弱い…

異性に対して積極的な人は、
「自分がどう振る舞えば相手が自分を見てくれるのか」
「自分の一番の魅力はどこなのか」
…自分のアピールポイントをよく理解しているものです。
いわゆる、セックスアピールが強いというやつですね。

 

ところが、人見知りで積極性に欠ける人は、
このセックスアピールが欠けている場合が多いようなのです。
それは、手相を見てもよく分かります。

 

中指と薬指の下に表れる半月形の線を「金星環」と呼びますが、
人見知りの人の多くにはこの金星環が見られないのだとか。

 

このタイプの人は、自分の魅力を積極的にアピールしていくことは少なく、
異性に対する態度も非常にソフト。
女性(男性)としてのフェロモンをまき散らすことはありません。
それよりは、手首に少量だけ刷り込んだソリッドパヒューム(練り香水)のような、
控え目で上品な雰囲気を漂わせる人です。

 

とはいえ、恋愛には時として強力なライバルが出現するもの。
人見知りなタイプに安住していると、
後から表れた泥棒猫(!)にカレをさらわれることにもなりかねません。
ダメモトで自分の気持ちを伝える勇気も、時には必要ですよ!